松坂牛の通販チャネル拡大について

3月 1st, 2014

従来、百貨店や専門店を中心に販売されてきたブランド牛である松坂牛の通販での販売が増加してきた。

消費者への訴求力の効果性と市場成長について現時点での考察をしておくことは肝要なことであると考える。

通販イコール市場価格よりも廉価で入手できるとの公式が人々の脳裏にある。

店舗を構え人手を介して、直接サービスを付加して売られる百貨店や専門店での松坂牛は日本一のブランド牛であるとの評価と重ね合わせると高価格でも何となく納得感がある。

また、実際にモノを見て買う安心感も加わる。

その点がカットされて、画像等で代替される通販カタログやネットは、手間がカットされているから廉価であるべきだと考えられている。

実際松坂牛の通販を利用し、その味を評価しているサイト(松坂牛選びで困ったら)も複数見受けられるので松坂牛の通販がどれだけ人気なのかは簡単に想像できる。

カタログ通販は未だ高価格が許容されるジャンルや装いがあるもののネット通販に至っては、安くて当然という思考が自ずと働くことになる。

松坂牛の通販での販売は、ブランド牛である点からすると慎重に考えていくべきことではないだろうか。

今後、松坂牛が市場で大量に出回ると、益々、ブランド牛としての価値や希少性が低くなったり、本当に松坂牛なのとの疑念を消費者に生むことになる。

通販チャネルでの販売では、限定販売量を明示したり、産地のトレーサビリティを必須で行なうなりして通販でも安心して高品質なものを入手できるとの感触を浸透させることが先決ではないだろうか。

市場成長性は通販チャネルにおけるブランド確立ができた後、物理的な限界をよく見極めて算出するべきものだと考える。

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